伊根の住民だからこそわかるおススメの観光時期をまとめました!
伊根町への訪問をご検討されている方は是非参考にして下さいね!
Q.1「伊根在住者が選ぶ伊根町のベストシーズンは?」
春夏秋冬、その季節ごとに様々な一面を見せてくれる伊根。この町を知り尽くす地元民が選ぶベストシーズンを選出。
春<おすすめ度90%>/「4月~5月の伊根はとにかく風と光が気持ちいい」
伊根と言えばやはり海に沿って230軒並ぶ伊根の舟屋が有名ですが、4月~5月は気温もそれほど暑くないため、散策には最高です。4月といえば桜ですが、伊根の舟屋には海蔵寺というお寺があり、そこの一本桜が満開の時期が特におススメです。見ごろの時期は毎年大体4月上旬頃です。
<お魚情報>春先にはまだまだ海水温も低く、脂ののった美味しい魚がお召し上がり頂けます。鰆(さわら)、鯛、いか等々水揚げされますので、伊根の旬の魚をお召し上がりください。特に4月GWから8月中旬まで伊根湾で育った伊根産岩ガキ”夏珠(なつみ)”も食べれます!岩ガキ好きの方には絶対おススメの一品です!
夏<おすすめ度60%>/「真夏の伊根は海沿いとはいえ、とにかく暑い… 熱中症に気を付けて!」
日本海の夏は涼しい!と言いたい所ですが、連日猛暑日が続き危険な暑さになります。散策して景色を楽しめますが、それよりも暑さが気になるかも。。。もちろんエメラルドグリーンに輝く伊根の海はめちゃくちゃ綺麗なので、景色は楽しめます!
伊根の舟屋内は遊泳は禁止で泳げませんので、泳ぎたい場合は最も近い海水浴場は舟屋から車で20分の場所にある「本庄浜海水浴場」をご利用下さい。
<お魚情報>夏場は海の魚もちょっと夏バテに、、、少し魚の獲れる量も減ってきます。でも夏場も岩ガキはおススメですよ!
秋<おすすめ度100%>/「近づく冬の雰囲気、11月には伊根最大のご馳走”伊根の寒ブリ”&”秋イカ”が登場‼」
伊根に紅葉は無いですが、夏場の猛暑が少し和らいで過ごしやすい日が続いていく10月中旬~11月末が最もおススメの時期です!特に11月初旬からは伊根の舟屋の豊かな栄養たっぷりの海で育った”伊根の寒ブリ”が登場!養殖で育てられているので、安心してお召し上がり頂けます。脂がたっぷりとのった寒鰤はしゃぶしゃぶにしてポン酢で食べるのがおススメです!
<お魚情報>寒鰤の他にも、イカの王様である秋イカ(アオリイカ)が獲れ始めるのもこの時期から。肉厚で甘みたっぷりの秋イカも是非ご賞味下さい!
冬<おすすめ度70%>/「凍てつく寒さと日本海の荒波が伊根を包む。。。だけど、雪景色は圧巻‼」
毎年観光客が最も少なくなる時期が冬場、特に12月~2月は凍てつく寒さと日本海特有の強い風とそれに伴う荒波が伊根を包みます。決して散策におススメ!とは言えません。。。但し、冬場の魅力ももちろんあります!
<冬場の魅力➀>冬場は寒鰤を始め、冬場の寒さを耐えるためにたっぷりと脂を蓄えた魚が豊富に水揚げされます。なのでどの魚もおいしいですよ!
<冬場の魅力②>伊根の舟屋の雪景色は圧巻です。真っ白に染まった舟屋は何とも言えない美しさがあります!
Q.2 人混みを避けて訪問するための秘訣!
伊根の舟屋の魅力は田舎町ならではの風情と情緒にあると思います。海岸に打ち寄せる波音とウミネコの鳴き声だけが辺りを包み込みます。しかし、、、上記のような観光シーズンでは観光客の数も多く、時には情緒ある町並みとは言えないほどの人、車、そしてバイクの騒音が響き渡ります。。。残念ですが、、、
ですので、伊根の良さを最大限味わうにはあえて、人ごみの少ない閑散期を狙って訪れるのもおススメです。具体的には冬場の時期、天候が不安定な日も多いですが、運が良ければ晴れる事もあります!
また、時間帯で言うと、日帰り観光客の方が多い日中よりも夕方の方が人混みは落ち着きますので、夕方にゆっくり歩きながらぶらぶらするのがおススメです!
伊根の舟屋は何にもない所ですが、その何も無いそのままの姿を楽しんで下さいね。