【現役インストラクターが選ぶ】シーカヤックにおすすめの人気カヤック2選
近年人気のマリンスポーツであるカヤック。全国各地でカヤック体験が開催されており参加費の相場は2時間で6,000円~7,000円程度。
月に1回はカヤックを楽しみたい!という方には毎回6,000円はもったいない。。。
そこで今回はそんなカヤック好きな人におススメのカヤックをご紹介します。
自己紹介
私は普段は伊根町のシーカヤック体験のインストラクターを行ってます!
京都府北部はリアス式海岸になっているので、洞窟や岩場がたくさんあるのでシーカヤックには最適のロケーションです。
夏場はエメラルドグリーンに輝く海を眺めながら楽しめます。
伊根のシーカヤック体験の詳細はこちらへ↓
伊根のシーカヤック体験
ちなみに・・・時々カヤックとカヌーの違いを質問される事がありますが、大きな分かりやすい違いとしてはカヤックはパドル(水かき)が両サイドについていて、カヌーは片側のみついているタイプです。基本的に今回ご紹介するのはシーカヤック(海用)なのでカヌーではなくカヤックになります。
シーカヤックの種類
カヤックの種類としては、シットオントップ、シットインカヤック、インフレータブルカヤックなどの種類があります。
インフレータブルカヤック
・空気で膨らませて使用するカヤックです。
メリット :収納性とコスパに優れている。
デメリット:穴が開きやすく衝撃に弱い。
→波の穏やかな湖などの場所であればこれでも良いですが、波が風がきついシーカヤックにはちょっと頼りないと思います。
万が一岩場に挟まってしまって空気が抜けてしまったらと考えると恐怖ですね。。。
シットインタイプ
・シットインタイプのカヤックは下半身をスッポリカヤックの中に入れるタイプです。
これはインフレータブルカヤックとは異なりプラスチック製なので丈夫です。
メリット :頑丈。操作性が良い。波などで身体が濡れにくい。
デメリット:持ち運びに難あり。下半身が固定されているので転覆時に上手く回転できないと危ない。
→このデメリットは初心者の方には大きいですね。シーカヤックは海なので波の高い日もあります。万が一転覆した場合に足がつっかえて出られないなんて事が起きたらと考えると怖いですね。。。
シットオンタイプ(←1番おススメ!)
・シットオンタイプのカヤックはカヤックの上に乗るタイプです。
これもインフレータブルカヤックとは異なりプラスチック製なので丈夫です。
メリット :頑丈。操作性が良い。
デメリット:持ち運びに難あり。
→シットオンタイプはカヤックの上に乗るだけのタイプなので初心者でも安心して乗れます。
カヤックの上に身体が乗っているだけなので万が一転覆してもカヤックから出れないなんて事も無いです。本体も丈夫ですし、岩場付近でも安心です。唯一の難点は持ち運びくらいでしょうか。
カヤックの持ち運び
カヤックの持ち運びはどうすればいいの?という方には自動車用のルーフキャリアがおススメです。
但し、積載できる長さには制限があり、車の長さの1.1倍までなので注意が必要です。
ちなみに、私はホンダのフィット(型式:DBA-GK3)を使用しており、全長が3955mなので4350.5mmまでは積載可能です。
私が現在保有しているカヤック(1人乗りタイプ)は全長が2780mmなので問題なく使用できます。
ちなみに2人乗りタイプのカヤックでも全長が4090㎜とかなのでフィットであれば積み込み可能です。
カヤックを車の上に載せるためのルーフキャリアについてはブランドが10種類ほどありますが、メーカーによる差はそれほどあるようには感じません。
私が今使用しているのは、下記の「INNO」という会社の製品です。日本国内の会社で実績もありますし、使用していて問題も特にありませんでした。取り付けも簡単にできました。
必要な部品としては、
①ベースステー(バーを固定する金具)
②ベーシックバー(カヤックを載せるバー)
③プロテクションパッドL(カヤックにバーを固定する時に使用するクッション)
④ハイグレードベルト(6M)(バーにカヤックを積載するときの固定用ベルト)
の④点になります。④点合わせても合計金額が18,168円(税込)(※2021年5月18日時点)なのでお値打ち価格です。
下記から購入できますので是非チェックしてみて下さいね。
カヤックの備品
あとはライフジャケットとマリンシューズもシーカヤックには必需品です。サンダルでも良いですが海の上で脱げたらそのまま流されてしまう可能性があります。
マリンシューズは特に拘りはなく何でも良いと思います。価格は1,320円~程度。お好きなものをお選び下さい。
ライフジャケットは命を守る大切な道具です。安いものは避けて信頼できるものを購入することをおススメします。
私はモンベルにて販売している「アクアファン」を購入しました。丈夫に作られていて安心です。身体にフィットするようにベルトを調整できるので脱げる心配もなく安心して使えます。どちらもモンベルの公式オンラインショップよりご注文下さい。
カヤックの保管場所
カヤックはそれなりに大きいので自宅の物置にはなかなか入りませんよね。
かと言ってそのまま置いておくのもちょっとカッコ悪いし。
そんな方にはカヤックラックがおススメです。下記のラックで4艇収納可能です。
あとはこの上にブルーシートをかぶせればOKです。
カヤックのおすすめの人気シングルカヤック2選
そして、今回のメインであるカヤックのご紹介です!
最初に紹介するのは「ボート55 楽天市場店」のシットオンタイプのフィッシングカヤックフルセットです。フィッシングと名前がついていますが通常のレクレーションカヤックとしても問題なく使用できます。数あるカヤックの中で断トツの安さです!!!
37,000円(+送料7,000円)=合計44,000円という安さ!!!(2021年5月18日時点)
しかも、カヤック用の背もたれシートやカヤックパドル、それにパドルが流されないようにリーシュコードもセットでついてきます。他ではなかなか変えない価格です。
次に紹介するのはモンベルのオンラインショップで販売しているシットオンタイプのカヤック「トライブ9.5」です。上記のカヤックと比較すると、値段は¥91,300(税込)と決して安くはないですが、座り心地が快適です。さすがモンベルセレクト!って感じの製品ですね。頻繁にカヤックに乗る方はこちらの方をおススメします。このタイプも最初から背もたれシートがセットでついています。パドルについては同じくモンベル公式サイトでお買い求め下さい。パドルは1本¥8,250(税込)です。
※注意・・・カヤックは大型の商品になるので運送会社の配送は運送会社の支店までしか送ってもらえません!
なのでそこまで取りに行く必要がありますのでご留意ください。なのでルーフキャリアは先に購入しておいた方が良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか?是非マイカヤックで色んな場所に出かけてみて下さいね^^